ネット株とは

ネット株では株券の売買などをネット上で行い、その差益をねらう投資法です。ここ数年で利用者の数が増大し、今では株式投資のメジャーな手段になっています。ネット株の最大の特徴は気軽に株式投資ができるという点でしょう。そして、株価変動のチャートを参考にして一日に何回でも、または長期保有でも株の売買をすることができます。今までの証券会社の窓口で売買していたときにはその手数料の高さからか頻繁に売り買いするという風潮ではありませんでした。ネット株には株式売買は現金取引、現金を担保にし3倍程度の額で行う信用取引、いわゆるミニ株と呼ばれる少額の株数を売買する取引、そして外国為替や外国株式、先物取引など多くの投資法が利用できます。なので自分のスタイルにあった投資法を見つけてみましょう。株取引では自分で相場変動をチェックし、売買のタイミングを見極める必要があります。専門家のアドバイスを受けると数万の手数料が一回聞いただけでもかかってしまいます。ネット株を使う場合はあらかじめ証券会社に口座を作っておく必要があります。売買のツールは提供されるので複数の口座を作っていくつか試しに使ってみるのも良いでしょう。

ネット株取引での注意点

ネットでの取引は通常の証券会社の窓口に行ってする取引とはまた違った感覚の物です。ではネット株ではどういった点を注意するべきでしょうか。良くあることが入力ミスです。たとえば、銘柄コードを間違えてしまい100株注文するつもりだったのに1000株と人力してしまって、実際の10倍も購入してしまったなどです。確認をちゃんと行ってちゃんと正確な数値を入力しましょう。次に予算を決めると言うことです。ネット株ではネット上で簡単にお金を動かせるため感覚がおかしくなりがちです。ちゃんと予算を決めてそれをしっかり守ること。さらに、簡単に売ったり買ったりできるからといって、ゲーム感覚で売買を繰り返してしまわないようにしましょう。自分の資産運用の一環として、しっかりとした目的と計画をたてましょう。また、情報に振り回されない事も重要です。取引所の取引時間中に売買注文を出すとき、リアルタイムの株価を見て、いくらで注文するか迷わないようにする。注文は夜か朝9時前に出してしまい、翌日かまたはその日の夜に約定したかどうかチェックするくらいのほうがいいでしょう。また、ネット上には株式投資や銘柄に関する不正確な情報や間違った情報があるので、正しい情報とそうでない情報を見極めることが大切です。

中国株のリスク

中国はいわゆる民主主義国家ではありません。社会主義国家であるために様々な規制や制限が存在しています。体制の変更などで国内が混乱することも考えられるでしょう。また台湾問題や本土でも自治区の存在など領土問題などもまだまだ残っています。こういった点で考えると当然ですが中国の株にはそれなりのリスクが存在するとも言えるでしょう。また、中国では国の方針で企業への介入などがある場合もあります。やはり企業の利益の前に国家としての方針が優先されるために、そういったことも起こっている用です。あくまで中国は市場経済ではなく管理経済です。経済の実態が不透明で競争が不正に排除されると言ったことも考えられます。これは中国の独自の戸籍制度なのですが農地戸籍と都市戸籍という物があります。定められた戸籍地以外への引っ越しは禁止され、職業も結果として制限されることになります。そのために沿岸都市部と内陸部での所得の格差が広がって問題になっています。もし、この戸籍制度が撤廃になれば都市部に人が集中すると言ったことも考えられます。そうなると、逆に都市部自体が混乱してしまう可能性もあるので徐々に緩和していく方針でいるようです。また、最大の問題は中国株の中で流通している物はほんの一部だと言うことでしょう。そのほとんどは国や国有偉業が市場に流通させずに保有しているのです。これが非流通株問題です。今度これらの株が市場に流れてくることで株価の下落が考えられています。また、市場に流して経済が発展するかなどをまだ見極めているようです。

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